アイドルオーディションで必ずと言っていいほど求められる「自己紹介」や「自己PR」。
でも、「何を言えばいいの?」「自己PRってそもそも“自慢話”じゃないとダメ?」と悩む人も多いはず。
実は、審査員が見ているポイントは“上手さ”ではありません。
大事なのは「この子の人柄が知りたい」「今後どんな子になっていくか見てみたい」と思わせられるかどうか。
この記事では、審査員の視点から見た“響く自己紹介”の共通点と、初心者でも使える「鉄板構成例」を5パターン紹介します。
オーディションで一歩リードしたいあなたへ。合格を引き寄せるための自己紹介、今から一緒に作っていきましょう!
オーディションにおいて、自己紹介や自己PRは“最初に見られる表現力”の場。
ダンスや歌よりも先に自分の人柄や想いを伝える場面が多く、「この子、いいな」と思ってもらう第一印象を決める重要な場面です。
ここで審査員が見ているのは、次の3つです。
上手に見せようとしすぎるより、「今の自分」を正直に出すことのほうが、心に届きやすいことも。
次の章では、そんな“伝わる”自己紹介の構成例を5つ紹介します。
自分の「変化」や「努力」を見せるスタイル。特別なスキルがなくても、素直な姿勢で好印象を残せます。
アイドルへの想いをまっすぐに伝えるスタイル。「どうしてもアイドルになりたい」という熱意を込めて。
自分の個性やキャラを前面に出すスタイル。ユニークな一言が印象に残りやすく、覚えてもらえる可能性大。
ダンス・歌・ラップなど、強みを1つに絞ってアピール。「このスキルなら誰にも負けない」という子におすすめ。
自分の夢が「誰かの笑顔のため」「支えたい人がいるから」という動機につながっているスタイル。
自分をよく見せようとして過剰に盛ると、バレたときの印象は最悪。誠実さを大切に。
「自信がありません」「私なんか…」はもったいない!弱さを見せるなら、そこにどう向き合っているかまでセットで伝えて。
文章をそのまま読み上げると、感情が伝わりづらくなります。「伝える」意識で話すことが大切。
具体的で映像が浮かぶような表現は、審査員の心に残ります。
「感情」や「映像」が伝わる具体的な言葉が、あなたの魅力をよりリアルに伝えてくれます。
以下に、初心者でも使える自己紹介テンプレを用意しました。
自己紹介テンプレ例(成長アピール型)
初めまして、○○県出身の○○○○です。
昔は人前で話すのが苦手だったのですが、学校での委員会活動や合唱祭の実行委員を経験し、少しずつ自信がつきました。
今は「新しい自分に出会うこと」が楽しくて、今回も思い切って応募しました。
歌うことが大好きなので、このオーディションを通して、たくさんの人の心を動かせるような存在になりたいです。
よろしくお願いします!
他にも自由にアレンジして使ってOK!
──あなたの“今”を、そのまま伝えてみてください。それが誰かの心に届く自己PRになりますように。